山形の秋の風物詩といえば、なんと言っても「芋煮会」。9〜10月の天気の良い週末になると、河原や公園、庄内地方に行くと海辺などで、このような光景があちらこちらで見られます。 芋煮の材料は、里芋、牛肉、ねぎ、こんにゃく、醤油、日本酒、砂糖、水を鍋に入れて煮こむだけ。地域によっては豚肉を入れたり、味付けがみそ味だったりと、味や材料が異なります。
この芋煮会、「日本一の芋煮会フェスティバル」と題して、毎年9月第1日曜日に馬見ヶ崎河川敷で開催されます。このときに使われる大鍋は、直径6m、重さ3.2tもの大きさの鍋が使われ、3万食(牛肉1.2t、牛3頭分、里芋3tなど)が作られ、県内からはもちろん、県外からも大勢の人達が参加し、にぎわいます。
Writer;測量部 吉田 英治