亀岡文殊の紹介をします。正式には松高山 大聖寺といい、807(大同2年)に奈良・東大寺の住持徳一上人が開山、と伝える真言宗の古刹。丹後の切戸(京都府宮津市)と大和の安倍(奈良県桜井市)に並ぶ三文殊の一寺として中納言の待遇を受け、皇室の崇敬も厚く、徳川五代将軍綱吉から十四代家茂までの間は御朱印百万石を受けたといいます。
大聖寺本堂は杉木立の参道中腹にあり、さらに石段を上った所にある文殊堂には、合格を祈願して学校や受験者名を書いた旗?がずらりと並んでます。
高校や大学入試を間近に控える正月の時期になると特ににぎわいます。この日は福島からの観光客が来ていました。 |