山形では桜の花びらもすべて散ってしまったゴールデンウイークの後半、今年始めて最上川の古い砂利穴跡ヘ「へらぶな」釣りに出かけた。手応えは大満足であった...。
その帰りがけの堤防沿いは桃の花が満開、見事な桃色(だから桃というのかな?)です。(来年、ご覧になって下さい!)
収穫時期は品種によって違うらしいが8月初旬から下旬とのこと、今年は春先の天候不順のため1週間から10日ほど遅れ気味だそうです。あのなんとも言えない歯ざわりのジュウシ−な桃が食べられるのもちょっと遅れるかもしれませんね。
となりには、山形の果物のシンボルとも言えるさくらんぼの花が満開。さくらんぼの果実は派手な可愛らしさがありますが、花は楚々とした純白で素朴な感じがして、実の可愛らしさからは考えられない大人のおくゆかしさがあります。
さくらんぼ畑の真中には簡単な木板で作られた小屋があり、中には30B位の長さの萱が束ねられ2.3個置かれてあった。さくらんぼの受粉をお手伝いしてくれる『
地蜂 』のマンションだそうです。この蜂は花の盛りの1週間ほどしか生きられず、せっせと受粉のお手伝いをしてその萱の中に卵を生んで一生を全うするということです。その卵が来春、花の時期に成虫になり又一生懸命働くそうです。
その畑ではじいちゃんが長い竿の先に羽毛のついた道具で、はちに負けまいと受粉作業に生を出していました。忙しい中おじゃましました。
Writer;Suzuki |