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■Vol.142 「上山をいざ探検!」        ※画像データがあります。もう少々お待ち下さい。


ぜひ、年末年始は上山温泉をご利用ください!温泉につかりつつ、街の歴史をご堪能下さいませ。

□ 風格と憧憬の天守閣 「上山城」

上山城は最上氏の最南端の城塞であり、米沢の伊達氏、上杉氏との攻防の舞台となった。

最上家改易の後は歴代藩主の居城となったが、城下町まで含めた諸施設が整ったのは土岐氏の治政下で、天文4年(1535年)に月岡の地に建設された上山城は、その姿の美しさから「羽州の名城」と呼ばれていた。

元禄5年(1692年)、土岐氏の転封と共に幕命により取り壊され、昭和57年、290年ぶりに復元された現在の上山城は堀跡や石垣が当時の名残をとどめており、郷土歴史資料館になっている。

入館料 大人400円 高校・大学生350円 小・中学生50円
開館時間 午前9時〜午後4時45分 
休館日 年末(12月29日〜31日) 4月6日〜10日 元旦登城もあります。

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□上山温泉発祥の地 「つるの休み石」

上山温泉は、長禄2年(1458年)肥前杵嶋郡の旅の僧月秀が、沼辺で鶴が脛の傷の痛みを癒しているのを見て、涌き出る湯に気づき発見したのに始まると伝えられている。この湯は「鶴脛の湯」と名付られ500年余りの昔から語り継がれている上山温泉発見の伝説である。

湯の源泉の周りに湯宿の集落ができ、湯町と呼ばれ今もその地名は生きている。湯町のほかに大正11年に新湯、昭和に入り高松・葉山温泉が開発され、現在の湯の街「上山」となっている。

市内には7つの共同浴場があり、入場料は30円と浮世離れした料金である。泉質は、含石膏食塩泉で神経痛、筋肉痛、リウマチ創傷、婦人病後回復などに効く。

温泉効用は昔から湯治という風習があったように、1日、2日温泉に行っただけでは効果がなく、温泉ツアーやグループ旅行は気分転換、ストレス発散には良いが、温泉療法で健康づくりとなると、少なくとも7〜10日間が望ましい。高齢化という時代の流れは、こうしたニーズに応える滞在型に移行してきている。

温泉は先代、またそのずっと前から受け継いできた、かけがえのない貴重な財産。その財産をどうやって次の世代へ引き継ぐことができるか、知恵が試されている時なのかもしれない。

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□郵便ポスト「郵便差出箱1号丸型」発見

142-5.jpg12月15日は、年賀はがきの受付開始。早めに投函下さい!

さて、見かけることが少なくなった丸型ポストを発見!ポストの正式名称は、昭和23年に定められた「郵便差出箱」であり、「ポスト」と呼ばれるようになったのは、「POST」の文字が差入口の蓋に表示されるようになったからとされている。
色はなぜ赤なのかは、街中で人々の目につきやすい、目立つなどが主な理由のようで、明治40年頃までは黒色でした。現在では、全国に9種類、163,000本が設置されており、ほとんどが昭和20年〜40年代にかけて定められたもので、上山では特に郵便差出箱8号、郵便差出箱9号が多いよう。

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投稿者:松村 matumura@asahi-survey.co.jp

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